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こんばんは。 自業自得の風邪からようやくちょこっと復帰。 庭師すずめです。 それもすべて 徹夜明けで映画なんか見に行っちゃうからですよ。 でも見たかったんだ。 通称『うるさい映画』 いや、タイトル長くて覚えられなかったんですよ。 見に行くまでは! …というわけで、良かったです。 アメリカの9.11について考える…というより 誰もが人生で直面する 『愛しい人の死』に向き合うお話です。 日本では3.11から1年が経ちました。 地震も被害も、まだ続いています。 苦難は他人が助力することができても 悲しみは自分で乗り越えるしかないということに 気づいたときに見て欲しい映画です。 ~ここから先は、ネタバレご注意を!~ ヒューゴにつづいて、こちらも少年の演技がすばらしい映画。 …と、いうよりは脚本の力がすごいのかも。 思春期の「少年」が放つ、ちょっと傲慢だったり 鋭利すぎる言葉を ここまで書ける「大人」の脚本家ってどんな人なんだろう。 町で次々とめぐり合う人々も、それぞれ個性的で セリフが一言もないのに、行動で観客を笑わせるエキストラなんてそうそういない。 少年の不安とリンクするタンバリンの音色とか おばあさんが見せる不器用な愛情の買い物袋とか ドアの下数センチで伝わる隠れた思いとか 信じたい希望の正体とか。 描写がリアルで、丁寧で、詩的で素敵。 事件だろうが事故だろうが、病気でも、おそらく老衰でも 身近な人を亡くしたとき、深すぎる悲しみは直視できないから 人はどこかで誰かを責めてしまう。 あの時もっとこうしてたら、とか あんなことさえ起きなければ、とか。 でも、怒り続けても、悲しみつづけても、時は何も解決してくれない。 悲劇や理不尽や弱い自分を受け入れたり、許すことはすごく難しい。 けれど、そういった気持ちを手放して、本当の意味で愛しい人と「別れ」られたときに 人生って、もう一度はじまるんだよね。きっと。 Top▲ |
by niwashi-suzume
| 2012-03-18 02:07
| 映画・動画
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