Top

2歳の娘ぴよこさんと、ちいさな映像屋が、1日120分好きなことして遊んでいます。
by niwashi-suzume
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31
"WD-Lazycat1" Skin by
Animal Skin
映画『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』
b0224269_1141342.jpg

こんばんは。
自業自得の風邪からようやくちょこっと復帰。
庭師すずめです。

それもすべて
徹夜明けで映画なんか見に行っちゃうからですよ。

でも見たかったんだ。
通称『うるさい映画』

いや、タイトル長くて覚えられなかったんですよ。
見に行くまでは!

…というわけで、良かったです。

アメリカの9.11について考える…というより
誰もが人生で直面する
『愛しい人の死』に向き合うお話です。

日本では3.11から1年が経ちました。
地震も被害も、まだ続いています。

苦難は他人が助力することができても
悲しみは自分で乗り越えるしかないということに
気づいたときに見て欲しい映画です。





~ここから先は、ネタバレご注意を!~

ヒューゴにつづいて、こちらも少年の演技がすばらしい映画。
…と、いうよりは脚本の力がすごいのかも。

思春期の「少年」が放つ、ちょっと傲慢だったり
鋭利すぎる言葉を
ここまで書ける「大人」の脚本家ってどんな人なんだろう。

町で次々とめぐり合う人々も、それぞれ個性的で
セリフが一言もないのに、行動で観客を笑わせるエキストラなんてそうそういない。

少年の不安とリンクするタンバリンの音色とか
おばあさんが見せる不器用な愛情の買い物袋とか
ドアの下数センチで伝わる隠れた思いとか
信じたい希望の正体とか。
描写がリアルで、丁寧で、詩的で素敵。

事件だろうが事故だろうが、病気でも、おそらく老衰でも
身近な人を亡くしたとき、深すぎる悲しみは直視できないから
人はどこかで誰かを責めてしまう。

あの時もっとこうしてたら、とか
あんなことさえ起きなければ、とか。

でも、怒り続けても、悲しみつづけても、時は何も解決してくれない。

悲劇や理不尽や弱い自分を受け入れたり、許すことはすごく難しい。
けれど、そういった気持ちを手放して、本当の意味で愛しい人と「別れ」られたときに
人生って、もう一度はじまるんだよね。きっと。
[PR]
Top▲ | by niwashi-suzume | 2012-03-18 02:07 | 映画・動画
<< 『ねこのカフェ』できました! | ページトップ | あたりまえの空白。 >>